代表 後藤啓介


大分県出身。野山で遊び育つ。何故か中高一貫の進学校に進む。
田舎のチンピライズムとインテリジェンスを身につける。
大学進学で九州を飛び出し関東へ。

筑波大学在学中に、劇団筑波小劇場に所属。
色んな意味でブイブイ言わせる。劇団がとても大きくなる。
卒業後、もう演劇はやらぬ、と声優の道を選ぶ。
しかし、数年後、やっぱ演劇をやる。これぞ柔軟性。
現在はパワー・ライズにお世話になっている。
声優やっている、と書くと事務所的にあれなので、声優をやっ
ている!とちゃんと書ける優れたバランス感覚の持ち主。

もうちょっと詳しく→後藤啓介

東京スピカ

2007年、後藤啓介が中心となり結成。2009年旗揚げ公演。後藤がコミュ障のため俺と一緒に劇団やらないかと言い出せず、旗揚げ後2年程ユニット状態で活動。正式な団員は岩崎匡浩のみ。その後、色々な人に怒られ、ちゃんと団員募集をすることに。もちろん自分では出来ないので、受け入れ係りを設ける。結果、どんどん団員が増え、安定して公演を行える人数が揃うようになる。取り組む作品は少し古めなドタバタ小劇場演劇。前向きで一生懸命な作品作りを心がけている。

稽古期間は半年以上と長期に渡りますが、週1〜2稽古ですので、社会人でも参加できます。その代わり、稽古期間は長くしてあります。普通に半年前から稽古を開始することもあります。
稽古日数を増やして、短い制作期間での公演も可能ですが、やりません。いいことなんか無いと思っています。まず、役者が貧乏になります。週4で稽古をしたら、働くのも難しいです。働けてもハードスケジュールになるのは目に見えています。台本も読み込む暇なんか無いでしょう。しかも、そうやって無理して働いても、公演前は毎日稽古があったりして1、2週間は全くバイトが出来ないのが現状です。役者は公演中も貧乏ですが、公演後はもっと悲惨です。その生活費のダメージを取り戻すために、また2、3ヶ月バイト三昧になるというお決まりのパターンを若手の役者は余儀なくされています。

こんなことをしているから、役者は若い情熱に溢れた時期か、実家暮らしの人にしかできません(無理が無限に出来る人はできます。超人というのはどこにでも数人はいるものです)。その他の人々は志半ばで廃業していきます。何時までもそんな生活続けられる訳がないのです。何人もの仲間が役者の道を離れていきました。僕はそれを、明日の我が身を思うように、悲しく切ない気持ちで見送りました。

若い時の苦労は、買ってでもすべきですが、続けられないのなら話は別です。途中でやめてしまうなら、初めから何もしていないのと同じです。継続出来ない努力は、努力ではありません。東京スピカは、しっかり働きながら、しっかり演劇をやる、というスタイルを提示します。まず社会人として、しっかり自分の人生のドラマを生きること。一生懸命働きもしない者が、一生懸命働いている他人を感動させるというのは、無理があります。

稽古は週1でも全く問題はありません。台本は稽古開始時には、必ず決まっています。半年前から始めるので、総稽古日数は週4で稽古するのと変わらないです。

演劇をやりたいけど迷っている方へ。当劇団は生活がしやすかったり、お金がかからなかったりと係わりやすい劇団です。しかし、演劇業界自体、簡単な世界ではないと先に言っておきます。ウチでも最大限時間は費やしていただきます。決して楽ではありません。涙もきっと流します。ですが、”自分”のためが、”他人”(お客さん)のために繋がるのが演劇です。あなたの努力・才能はきっとお客さんへ届きます。そのためになら、いくらでも頑張れるのが演劇です。劇団名に冠します、おとめ座の一等星スピカは、実は複数の星が連星となって光を一つにし、輝いている星です。私達は東京で一つとなり、互いを支えあい、輝くような作品を作りあげます。経験不問。一生懸命頑張れる人なら、大歓迎です。

一緒に演劇を作ってみませんか?

ご連絡いただければ、稽古を見学できます。新人ウエルカム。

               東京スピカ 後藤啓介

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